タイの犬バンコクのワンちゃん_story(432) 2006.3.4「愛犬のいる生活」のサイトにはずかしい内容です。しかも野良犬の話です。 旅の絵をもとに随想しています。 本日は先日のバンコク旅行でのワンちゃんのお話です。 バンコクには野良犬も含めて都会に犬があふれています。 どれも、おとなしいので、驚きです。 毎朝5時、ホテルからルンピニ公園(Lumphini Park)までジョギングをしました。日の出が6時40分くらいですので、5時の出発ではまだ外が真っ暗です。 しかし、川沿いの波止場では早朝から人が出入りが多く、タクシー、トゥクトゥク(3輪自動車)やバイクタクシーなどが往来にあります。 バリアフリーになった歩道が少なく、かなりの段差ですので、注意が必要ですが、それ以上に気を付けなければいけないのが、ワンちゃんです。 驚いたことに、2mに1匹くらいの割合で、犬が寝そべっています。尻尾を踏まないように心がけながら走る必要がありました。 なぜこれほど、犬が多いのでしょうか。 理由は2つあるとおもいます。 仏教の国で、生霊をあわれむという気持ちで動物と接しているからだと思います。おとなしい性格は生まれたときからの性格のようです。吠えたのを聞いたことがありません。 もう一つは、台所がない家も多く、それがために屋台が発達し(逆かもしれません、路上に出ればあらゆるものがおいしく安く食べられるので台所がない)、あらゆる街角にマーケットなどもあり、残飯には事欠かないからではないでしょうか。 キング・タクシン橋の下で眠る犬 絵はキング・タクシン橋(KIng Taksin Blidge)(西275° am5:51)の下で眠る犬です。 気温は朝方で28度くらい。ここちよいチャオプラヤー川(Chao Phraya Riv.)の風を受け、スヤスヤとねむっていました。ときどき、どこかかゆいのか、足をふるわせていましたが。 と、見ると、船の上にも眠る人の足が見えています。ここではみんな気持ちよく眠っています。気候が最高にいい季節だからでしょうか。 キング・タクシン橋は巨大な橋です。 スカイトレイン(BTS)のシーロム線の起点ともなっており、高架鉄道が街中に向けて走っています。川をまたぐ大きな橋は専用自動車道路で、歩道がありません。一般人は渡し舟で、対岸に渡るようです。 波止場と、スカイトレインへの通り道となっている場所。 サーチライトで照らされたこの場所。 渡された板に寝る犬に、とっても安全な場所なのでしょうね。 やさしい、1日の始まりでした。 |